いよいよ進撃の巨人も大詰めとなり、多くの謎が明らかになってきました。
巨人の正体が判明
壁に敷き詰められていた巨人
王政によって書き換えられた壁内人類の記憶
そして、壁の外には人類があり、島の人々敵意を向けている。
エレン達は島の外へと出る形となりましたが、そこはエレンが思い描いていた”自由”へはかなり遠い形でした。
その後エレンは同期メンバーに敵意を向けたり、島の外の人たちへ危害を加え始めました。
一体エレンはなにを考えているのでしょうか?
そして、やばすぎるエレンの目的とは??
今回はエレンのやばすぎる目的について見ていきます!!
もくじ
ラスボス確定か!エレンのやばすぎる目的とは
エレンは「始祖の巨人」という最強の巨人を有しています。
この巨人がいれば巨人化することができるエルディア人であれば「記憶を改竄」も「身体構造の操作」も「巨人を操る」こともきます。
しかし、この力を発揮するには「王家の血筋」が必要となるため、エレンはマーレ兵である戦士長「獣の巨人」のジークが必要となっていました。
表向きはジークに協力をするふりをして近づいていますが、、、
実際には「地ならし」を発動するために利用しているだけでした。
エレンが狙っている「地ならし」とはどのようなものなのか?
エレンの最終目的は”地ならし”その内容とは?
地ならしの圧迫感がPart2と比べて段違いな気がする…
なんだこれは… pic.twitter.com/oNRkoW0osm— マ○ユウのメモ (@Machiyu_memo) February 25, 2023
地ならしとは字の如く、地面をならす、平にする、ということです。
その方法は、、、
壁の中の大型巨人全てを引き連れて世界を踏み歩く
というもの。
劇中では万単位の大型巨人で壁を構築しているということですが、その数の大型巨人が団体で歩いてくるとか、絶望でしかない、、、。
第1巻で巨人が攻めてきた時も超怖かったですが、地ならしはそれ以上に怖いかもしれません。
50mくらいある大きな巨人が群れをなして歩いてきて全てを踏み潰してくるんですよ?
怖すぎる。
そしてエレンはこの”地ならし”目的とし、まじで実行させます。
エレンが抱いていた目的は想像を遥かに凌駕するヤバいものでした、、、。
エレンが”地ならし”を発動するのは”自由”のため?
エレンが”地ならし”を発動する理由は自分の理想の”自由”のためです。
外の世界に自由があると信じており、人類もいないかと思いこんでいたエレン。
しかし実際には人類は生き残っており、かつ自分の育っていた島に殺意を向けていました。
その現状を受け入れることができなかったエレンは全てを抹消し”自由”を求めることを決意したのです、、、。
エレンが”地ならし”を発動するのは”仲間”のため
エレンは自分の自由を望んではいるものの、仲間のためを想い地ならしを発動しています。
巨人を継承してしまっているためエレン自身は余命が限られており、先がそう長くはありません。
エレンは同期である104期生や島で産まれ育った人たちを見放すことができませんでした。
自分が死んでも仲間や島の人たちは幸せに生きてほしい、、、
その願いを込め、島に敵意を向ける外の世界を、文明ごと消滅させることを決めました。
エレンがマーレで巨人化!関係のない人を巻き込んだ理由は?
海を渡りエレンはマーレの本拠地で敵からの宣戦布告を受けてることになります。
その宣戦布告を受け、エレンは悲しそうな表情をしていましたね、、、。
その直後、巨人化してお偉いさんや一般人を巻き込んで攻撃。
エレンの巨人化での攻撃を受けマーレ側も「戦槌の巨人」を出して交戦、更にそこから調査兵団も交えて全面戦争へと発展します。
あのエレンが一般人まで巻き込んで攻撃をした理由は、マーレ側の「獣の巨人」であるジークとの共謀でした。
マーレ側であるジークが裏切っているとは、マーレは夢にも思わなかったでしょう、、、。
襲撃は独断?エレンの単独行動の目的とは?
エレンだけではなく、実は調査兵団の主要メンバー全員が実は海を渡ってきていまいた。
しかし、襲撃をした時はエレンは一人だったんですよね。
実は途中で仲間と別れて単独行動をした形だったんです。
エレンはどうして単独行動をしたのでしょうか?
それは自分の産まれ育った島への敵意・殺意を認識し、仲間を守るために単独行動だったんです。
調査兵団の仲間は襲撃や地ならしには反対をしていたものの、エレンの仲間を守りたいという強い気持ちが先行し、ジークからの作戦に協力する形をとっていました。
表向きはジークに協力する形で、エレンは”地ならし”を狙っていたわけですね。
ジークに強力した理由は”始祖ユミルの開放”
エレンはジークの強力を得るため、自分で自分の身体を傷つけ負傷兵として潜入。
マーレの内側からジークとコンタクトをとり、後にマーレ襲撃を決行。
同じくしてマーレに来ていたミカサや調査兵団の危険をも顧みず、強硬手段にでました。
そこまでしてエレンがジークに強力した理由、、、それはジークの王家の血を利用し、始祖ユミルを開放するためです。
ジークは安楽死計画を実行すべくエレンを口説いていましたが、エレンは最初からジークを触媒にし”地ならし”を決行するために従っていただけに過ぎません。
しかもエレンは進撃の巨人の能力で未来を見ており、ジークの作戦に乗っかったフリをして”地ならし”を発動することも知っていました。
エレンはこの時に既に”地ならし”を発動させるために、マーレ襲撃も仲間を危険なことに巻き込むことも受け入れたということですね、、、。
104期を敵に?アルミンをフルボッコでミカサを傷つけた真意は?
エレンは仲間を守るために地ならしを発動させますが、一方では104期に敵意を向け、実際にアルミンをフルボッコにし、ミカサを傷つけていましたよね。
この時はまだエレンの目的も全くわからずでただただ本当に怖かったです。
頭ぶっ壊れちゃったのかも思いましたから、、、
同期である104期生を裏切り本当に敵になっちゃったかと思いきゃ、実はエレンの徹底した仲間に対しての冷たさは、104期生を想っての行動でした。
エレンの真意は”地ならし”を用いたこの戦いに、大切な仲間である104期を巻き込みたくなかった。
だからあえて(強烈に)冷たい態度を取り、自分から引き離そうとしていたんです。
エレンはどこまでも仲間を想っている、やっぱりいいやつなんですよね。
極めて不器用なだけで、、、。
だけどエレンよ。ミカサを大嫌いだったっていうのはやりすぎぞ。
さすがエレンの親友!アルミンはやっぱり理解者だった
ジークは巨人化できる人種であるエルディア人から生殖機能を奪い、全てのエルディア人がゆるやかな最後を迎えられるよう「安楽死計画」を画策していました。
エレンはこの「安楽死計画」に協力していましたが、、、アルミンは唯一エレンの真意に気づきます。
エレンはジークの思い通りにはならない、最期は自分の意思で”地ならし”を発動するために動いている、と。
さすがは大親友アルミン、、、頭の回転のキレの良さは健在ですね。
まぁ、それでも大親友アルミンも例にもれず、エレンに冷たい態度をとられ、終いにはボッコボコにされるんですけどね、、。
しかし、アルミンが予想外だったのは地ならしは他国への牽制ではなくて、マジで世界を滅ぼすことだったこと。
エレンは本気で世界の大半を踏み潰す気でいました。
エレンはラスボス確定か!真の目的は104期を”英雄へーロス”にして平和を実現させるためか
エレンは地ならしで世界を滅ぼすために動き始めました。
地ならしの被害は酷いもので、あらゆるものを踏み潰し文字通り踏み抜き平らにしていきます。
こうなってはエレンは全世界から見て間違いなく”共通の敵”であることに間違いはありません。
そんなエレンを止めるとなれば、、、それはもはや人類の英雄です。
しかも、これまであらゆる障害を強制的に排除してきたエレンは、地ならしを止めようとしている調査兵団の仲間一切手を出しておりません。
これは仲間が自分自身を止めてくれると信じていると考えられますよね。
世界を滅ぼすエレン、それを止めたパラディ島の調査兵団やユミルの民。
もしエレンを止めることができればパラディ島の人やユミルの民は英雄として担がれることでしょう。
そのためにエレンはあえてラスボスになり、自分を犠牲にした上で英雄へーロスを現代に誕生させんとしているのかもしれません。
最終巻でエレンの目的が判明!パラディ島を救うためマジで世界を踏み潰す決断!
ついに最終巻が発売されエレンの真の目的が判明します。
エレンは巨人になれる民族であり恐れられているパラディ島の人々を救うべく、ダークヒーローとなることを決意。
その内容は、やはり地ならしで世界を踏み潰すということ。
一度発動してしまった地ならしはあまりの壮大なスケール、圧倒的な破壊力を持っており、人類に成す術がありません。
しかし、ただ世界中の人間を踏み潰して終わり!ではなく、エレンなりに真のエンディングを考えていました。
エレンが決めたのはアルミンをヒーローにし自らは犠牲になる未来だった
これまで数々の奇行で仲間たちを困惑させてきたエレンですが、ついにその最終目的が発覚します。
それは
・この世から巨人を一匹残らず駆逐すること
エレンは昔っから、何一つ変わることなくまっすぐだったということが明かされるのです。
そしてエレンは自分が犠牲になる未来も含め全ての内容を見ており、その未来を受け入れます。
その内容とは、エレンストッパーズの切り札であるアルミン・ミカサによりトドメを刺されると同時に、アルミンを英雄に仕立てあげるところまでがエレンの計画。
また、地ならしにより、恐れた人類からパラディ島へ注がれるはずだった報復についても実行はされないまま。
というのも、エレンは地ならしの発動により、世界の8割の人類を踏み潰してしまったからです。
そうなれば、世界はパラディ島に攻め込むような悠長なことを言っている場合ではなくなります。
エレンは自分が犠牲になり、世界が麻痺するほどの打撃を与え、そしてアルミン達を英雄へと仕立て上げてくれたんです。
全ては大好きな仲間が寿命を全うし、人生を生き抜いてほしいが為、、、。
色々悪役ぶっていたエレンは、実は物語初期から変わらない、かっこよくて、不器用で、真っ直ぐな主人公だったんですね。
しかもエレンは自分を犠牲にすることでこの世から巨人を消し去ることに成功します。
それはこれまで巨人だったエルディア人はただの人間に戻り、もう2度と巨人化することがないということ。
その上で、仲間を世界の英雄に仕立て上げる、、、やっぱエレンはカッコいいですわ。
エレンは実は”道”を通じて仲間と会っていた!始祖の巨人の能力をフル活用で記憶操作
これまで明らかに敵として調査兵団に接していたエレン。
しかし、みんな覚えていないだけで”道”を通じて何度もみんなと話していたようです。
そしてこの地ならしのことや真の目的のことについても話をしていました。
”道”で話した後に記憶を操作、都度都度会っていたことを忘れさせいたわけです。
最後にエレンが犠牲になり巨人がこの世から消滅シた後に、全員がエレンと今まで会っていた時の記憶の全てを思い出します。
作中ではアルミンだけしかそのやり取りの様子は描かれていませんでしたが、その時のエレンはかつての調査兵団で仲が良かったころのエレンそのまんま。
優しくて、どこかナヨナヨしている、いいヤツ。
ミカサに対してなんて大好きすぎて大好きが止まらなくて、他の人と一緒になるなんて絶対に嫌って言っていたほど。
自分がいなくなった後も10年は引きずってくれって言っていました、アルミンめっちゃ引いてたけど、、笑
他の調査兵団の仲間達もエレンと話している時の様子を見るに、敵対していたギラギラエレンではなく、かつての仲良かったころの死に急ぎ野郎だったエレンに違いありません。
表では攻撃的になり敵として見られていて、エレン自身も苦しかったに違いありませんよね。
ですが仲間達の未来を想い悪役に徹底できてしまうところが、もっと他にいい方法あったんじゃないの?と思ってはしまうものの、エレンらしいですよね。
エレンの地ならしを止めるために再び集結した調査兵団104期
今回はエレンの目的について見ていきました!
エレンは獣の巨人であるジークの作戦に乗っかるふりをして”地ならし”を狙っていました。
地ならしを発動させ世界を全て文明ごと消す、これがエレンの狙い。
しかし同期である104期のメンバーはこの現実を受け入れられずエレンを止めに動き出します!
もはやラスボスはエレンだと言っても過言じゃなくなってしまいましたね。
しかし、やはりその行動にはエレンの真意が隠されておりました。
エレンは地ならしを発動したことによりパラディ島の人々を守ったのです。
そして、世界の人口8割を踏み抜き、自分はアルミンにトドメを刺され、パラディ島の人々を英雄にします。
エレンはこの未来を既に見ており、エレン自身にとっては辛い選択ではあるものの、この選択を受けれいることを決意。
そこから怒涛のラスボスを演じ、パラディ島を救いました。
全てはアルミン・ミカサ、大好きな仲間に幸せに生きていてほしいからです、、、。
怒涛のラストを迎えた進撃の巨人、最高でした!!