鬼滅の刃に登場する最強の鬼組織、十二鬼月。
その最上位に位置する上弦の壱・黒死牟といえば、見た目のサムライ感から
と思った人も多いのではないでしょうか。
そして畳み掛けるように最強である”始まりの呼吸の剣士”にそっくりな風貌であることも議論を呼び
みたいな、物語はまさに異常事態になっていきます。笑
実際どんな敵キャラなのかは気になりますよね、本当に”始まりの呼吸の剣士”だったらえらいこっちゃです。
そんなわけで、今回は上弦の壱・黒死牟とは誰なのか、そしてどんな能力を持っているかについて見ていこうと思います!
もくじ
上弦の壱・黒死牟は”始まりの呼吸の剣士”?
上弦の壱である黒死牟は400年以上も鬼として過ごしていた”始まりの呼吸の剣士”の一人です。
しかし最強とされている剣士とは別人だったのですが、全くの無関係であるというわけではありません。
容姿がそっくりである黒死牟と最強の始まりの呼吸の剣士は”双子”だったんです!
黒死牟は”始まりの呼吸の剣士”の双子の兄・継国厳勝(つぎくに・みちかつ)
黒死牟が人間だったころの名前は継国厳勝(つぎくに・みちかつ)という侍で、まさに剣術を得意としていました。
そして最強の始まりの呼吸の剣士、鬼舞辻無惨の記憶にもよく出てくる耳飾りを付けている方は双子の弟・継国縁壱。
黒死牟と縁壱の外見が非常に似ていたのは双子で痣の感じも髪型も超そっくりだったからなんですよねぇ。
だから、弦也と実弥の兄弟での鬼狩りを見た時に”懐かしい”って言っていたんですね。
扱う呼吸は”月の呼吸”で型の数が断トツ最多である
黒死牟は耳飾りを付けた最強の”始まりの呼吸の剣士”ではないものの、当時呼吸法を扱い戦っていた”始まりの呼吸の剣士”に違いありません。
ので、鬼殺隊と同様”全集中の呼吸”も使えば”型”による戦いだってしてきます。
使う型は縁壱が使っていた”日の呼吸”とは対象的な”月の呼吸”。
雰囲気は黒死牟の方がロマンティックですね、、、笑
しかし、型の数やその威力はロマンティックとはかけ離れているものに、、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
10以上の型がある上に、一撃で霞柱である時透無一郎の腕を飛ばし実弥の腹をカッ割いたほどです。
黒死牟が作中に使用した呼吸がこちら
黒死牟が使う”月の呼吸”ですが、作中で披露しているもので16個型がありました。
つまり、最低でも16以上は技を繰り出せるというもの、、、、呼吸を使えるまま鬼となり、研鑽していった賜物でしょう。
更に鬼になったことによって血鬼術が使用できるようになっており、その血鬼術は
・刀自体を生成することができる
という、まさに呼吸の使い手といった感じの血鬼術ですね。
これが月の呼吸と合わさると歯止めが聞かないほどの凶悪さを発揮していくことに、、、、
それでは、ここで黒死牟が使っていった月の呼吸の型について見ていこうと思います!
壱ノ型:闇月・宵の宮
記念?すべき最初に披露した月の呼吸は壱ノ型、闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)。
見た感じでは普通の居合斬りのような技に見えるのですが、戦っていた無一郎いわく『まったく異次元の速さ』であるといこと。
痣を出現させている無一郎の速さも相当なもののはずですが、それでいても腕を軽く切り飛ばされているあたり、、、技の威力がどれほどのものか、お察しですよね。
弐ノ型;珠華ノ弄月
続いては月の呼吸、弐ノ型「珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)」。
助けに入ってきた悲鳴嶼とのぶつかる刹那、本気で生命を取るつもりで放ってきた一撃。
刀を横からやや振り上げるような斬撃で、細かいキラキラと巨大なキラキラでも攻撃する型です。
悲鳴嶼には今ひとつ決まりませんでしたが、悲鳴嶼の額に傷を負わせたことから普通に一撃必殺の威力があると思われます。
参ノ型:厭忌月・銷り
月の呼吸、参ノ型「厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)」は腹部をバッサリ切った実弥に対して超至近距離ではなった型です。
黒死牟としてはこれでトドメを刺すつもりだったんでしょうね、、、。
こちらは大きく刀を二振りし、キラキラした三日月の斬撃も飛ばす技です。
刀を振るった分だけキラキラが出るのだとしたら相当範囲の広い技であることは間違いないです。
結果的に実弥は岩柱である悲鳴嶼に救ってもらいましたが、よく無事で救い出せたな、、、。
伍ノ型:月魄災渦
月の呼吸・伍ノ型は「月魄災渦(げっぱくさいか)」です。
こちらは2つ目に披露した月の呼吸で、無一郎と弦也の助太刀に入ってきた風柱の実弥に対して披露した型。
剣と剣をぶつけている状態にも関わらず、キラキラした三日月のような斬撃を繰り出すというチート技です。
陸ノ型:常世孤月・無間
続いていは月の呼吸・陸ノ型は「常世弧月・無間(とこよこげつ・むけん)」。
こちらは斬撃と共に光るキラキラした三日月斬撃を放つのですが、その大きさ、そして量がかなり多く善戦していた実弥に重症を与える一撃となりました。
この一撃で実弥は負傷、腹をがっさり切られてしまったのですが、内臓が飛び出るのを筋肉で止めるというとんでも展開へ。
漆ノ型:厄鏡・月映え
続いての月の呼吸は漆ノ型「厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ)」です。
一振りで5つの方向に真空波のような斬撃を飛ばす呼吸となっており、黒死牟のまわりにもキラキラした斬撃が。
遠距離、そして自身の周りにも攻撃をするバランスの良い技です。
しかも、持っている刀を伸ばして放ったせいか、範囲が異常に広いんです。
剣士なのにマジで20mくらいは間合いになるんじゃないかってくらい広いんです。
捌ノ型:月龍輪尾
続いての月の呼吸は「捌ノ型:月龍輪尾(げつりゅうりんび)」。
龍を模したイメージなんでしょうが、大ぶりした刀の剣先の起動に合わせてキラキラした巨大な斬撃をいくつも発生させる呼吸です。
壱の型にも似ていますが、壱の型とは範囲が圧倒的に違っているんですよね。
周囲に多くの敵がいたとして、マジでこの一振りで終了です。
玖ノ型:降り月・連面
続いての月の呼吸は「玖ノ型:降り月・連面(くだりづき・れんめん)」。
「降り月・連面」はやや振り上げるように振るった刀とは対照的に巨大なキラキラした斬撃が上から振りまくっている技です。
強烈な一振りを交わしたとおもったら上からバスバス斬撃が降ってくるとか、回避不能です。
まぁ、岩柱も風柱もギリッギリ交わすんですが、、、
並の隊士なら話にならないですね。
拾ノ型:穿面斬・蘿月
続いての月の呼吸は拾ノ型「穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)」。
この方は刀を振るい巨大な歯車型のノコギリのような斬撃を、キラキラした斬撃をまとわせて放つ呼吸です。
実弥はこの呼吸の直撃を喰らいそうになったギリッギリのところで無一郎が助けに入ってくれます。
そのお陰で紙一重で攻撃を避けることができました。
拾肆ノ型;兇変・天満繊月
続いては月の呼吸・拾肆ノ型の「兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)」。
14個も型があるんかい!と思う間もなく、この呼吸はマジでやばいです。
黒死牟の刀の振りに合わせてキラキラした斬撃が登場しますが、なんといってもでかい。
その上、範囲も黒死牟の前方50mくらいはありそうな勢い。
いよいよな大技感もありますが、これこそが黒死牟が鬼となってまで磨いてきた剣術なんでしょうね。
拾陸ノ型:月虹・片割れ月
最後は月の呼吸・拾陸ノ型「月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)」。
下から上へ刀を振り抜いたことで、巨大なキラキラと斬撃が上から容赦なく降り注ぐ、もはや剣技ではなくて魔法のような技です。
しかし、実際には「飛ぶ斬撃」となっており、その広範囲な技は凄まじい威力を誇っています。
黒死牟の能力は呼吸の型の多さだけじゃない
と、ここまでが黒死牟の「月の呼吸」について見ていきましたが、黒死牟がヤバいのは型の多さだけではありません。
黒死牟は鬼のため弱点となる日輪刀を持っていませんが、自前の刀を腰からぶら下げています。
なにがやばいって、この刀は黒死牟の細胞からできているため、長さや大きさを変えることができます。
そのため、いくつかの月の呼吸も刀が超絶でかくなって間合いは数十メートルにまで伸びていました。
刀が伸びる、間合いが伸びるのもヤバいんですが、、、
その他にもヤバい能力をいくつも持っています。
刀も鬼の細胞で作成!身体中から刀を生やすことも
黒死牟は刀を自分の細胞から生成することができますが、その数に限りはなく、また場所にも制限がありません。
ですので、身体中から刀を生やして戦っていました。
なにがやばいって、、、黒死牟の斬撃は飛ばせるということですよね。
斬撃意外にも飛ぶ斬撃を出せる!しかも振らなくてもOK
黒死牟は身体中に生やした刀を使って「刀を振るっていなくても飛ぶ斬撃を出す」ことができます。
なので、刀を振っても斬撃が飛び、身体から生えた刀からも斬撃を飛ばすことができます。
ていうか、持っている刀でさえ振るうことなく飛ぶ斬撃を出すことだってできそうですよね。
「相手を斬る」ということにとことん特化した血鬼術ということです。
”透き通る世界”に入ることもできる
黒死牟は鬼滅の刃で数少ない「透き通る世界」に入ることができます。
これにより相手の動きを正確に読み、相手が遅くなったかのような感覚を得ることさえできます。
現に悲鳴嶼行冥の身体をみて「逸材」として関心していましたからね、
透き通る世界については別記事でも紹介しているので、よければこちらもどうぞ!
首を切られても再生する可能性を秘めていた
最後は「首を切られても死ななかった」可能性があります。
これ、一番強烈ですよね。
全員で一斉に首を取りに行ったにもかかわらず、首を切っても実は倒せませんでしたって、洒落になってないです。
ぶっちゃけ無残よりも押さえつけておくの無理なんじゃないかと言わんばかりの強さでしたよね。
しかし、これは結果的に人間のころに抱いていた「強い侍を目指す」という気持ちが化け物のように醜くなってしまった身体を受け入れることができず、最後にはチリとなって消えてしまいました。
黒死牟は元は鬼狩りで全集中の呼吸や型が使える鬼だった
と、ここまでが上弦の壱・黒死牟の能力についてですが、いかがだったでしょうか。
黒死牟は始まりの呼吸の剣士で最強の呼吸の使い手「継国縁壱」の双子の兄・継国厳勝(つぎくに・みちかつ)でした。
黒死牟は鬼となり「月の呼吸」を極めて、「透き通る世界」にも入ることができます。
そして月の呼吸は最低でも16つの型があり、披露されているだけで
弐ノ型;珠華ノ弄月
参ノ型:厭忌月・銷り
伍ノ型:月魄災渦
陸ノ型:常世孤月・無間
漆ノ型:厄鏡・月映え
捌ノ型:月龍輪尾
玖ノ型:降り月・連面
拾ノ型:穿面斬・蘿月
拾肆ノ型;兇変・天満繊月
拾陸ノ型:月虹・片割れ月
が判明しており、その技も通常であれば必殺の威力を持っています。
更に刀も自身の細胞から作ってるため再生可能な上に、身体中に刀を生やすことも可能。
更に更に刀からは飛ぶ三日月のような斬撃を大小いくつも発生させることができ、剣自体の長さや大きさを変えたときの技の範囲はマジで50mくらいは間合いになりそうです。
さすがは上弦の壱・黒死牟、格が違いますね。